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高等教育と研究開発の予算を、今こそ大幅に増額しよう!


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 報道によると、中央教育審議会の答申案において、教育への公財政支出についてOECD加盟国並みを目指すと明記する方針だといいます。この流れを基本的に歓迎したいです。

 現在日本の高等教育分野(主として大学・大学院教育)における国と地方公共団体の支出額は、GDPの0.5%にすぎません。これに対してOECD加盟国平均は1.1%であり、日本の支出は半分以下です。高等教育分野においての日本のたちおくれはかなり酷い状況にあります。

 山中伸弥教授が自身のiPS細胞研究の資金集めのためにマラソンに出場したように、大学での研究者が資金集めに大いに苦慮しています。政府から支給される研究費や助成金がどんどん削減される中で、こうした資金集め(ファンドレイジング)が、研究者の行うべき仕事のうちでも大きなものになっているのは、笑えない現実です。我が国の将来を花開かせるのにふさわしい高等教育を展開しにくい実情が我が国にあるのを、抜本的に変えるべき時期に来ていると感じます。高等教育に限らず、日本の科学研究予算を大幅に増額することは、我が国の将来にとって極めて重要です。

 私見では、アベノミクスの三本の矢のうち、圧倒的に重要であるのが財政政策です。建設業の供給力が長年の公共事業叩きによって衰え、東北の復興さえ満足に満たせない中にあっては、公共事業以外における財政政策の活発化を当面優先させることを考えてよいと思います。特にその中で不当ともいえるほどに削減されてきた研究開発予算を拡充して、研究者のサポートをしっかり行っていくべきでしょう。

 2012年11月段階では、全世界のトップ500のスパコンのうち、アメリカがちょうど半分の250台を占め、2位の中国が41台で、日本はわずかに28台しかありません。アメリカが年間3000億円ほどの予算をスパコン開発に注いでいるのに対して、日本はわずか300億円ほどの予算すら事業仕分けによって削減しました。かつてこの分野でアメリカと張り合うどころか、凌駕するほどの力を持っていた日本の姿は、今やありません。研究開発費の削減から、スパコン開発では松下(現パナソニック)や東芝が脱落し、今やNECや日立まで脱落しかけており、国内でまともに頑張っているのは富士通だけになりました。

 世界最大の債権国が「お金がない」ことを理由にして、次代を担う人材を育てていく教育費や、将来の日本を支えていく技術を生み出すことに貢献する研究開発費をここまで削減させ、それに基づき技術力開発において諸外国の後塵を拝するようになってきているのは、実にバカげた現実です。

 我が国は我が国を豊かにするための投資をしっかりと行うべきだと思われる方は、ブログランキングへの投票をお願いいたします。


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コメント

1. 初コメです!

どうもです!参考になるかわかりませんが、興味がありましたら私のブログも読んでみてください♪僕も更新頑張ります!たまに見にきてくださいね!

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朝香豊AY

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