記事一覧

中国のバブル崩壊へ


社会・経済(全般) ブログランキングへ

 中国のバブル崩壊については、様々なことが言われて来ましたが、これに関連した「中国にミンスキー・モーメントがやってくる」という面白い記事が、ブルームバーグに掲載されました。
「中国にミンスキー・モーメントがやってくる」

 「ミンスキー・モーメント」というのは、早い話がバブルの崩壊のことです。

 ソシエテ・ジェネラルによると、本年の第一四半期(1月から3月)の、中国の銀行融資とシャドウバンキングと社債発行の総額は20%以上伸びたとのことですが、中国が当然こんなに高い経済成長をしているわけはありません。つまり、現在の中国経済においては経済成長の速度よりも負債の増加速度がずっと速いというわけです。

 もともと中国の経済成長率自体がかなり背伸びをして発表されているのではないかという疑惑がもたれてきましたが、この怪しげな公的な経済成長率と比較して、さらにこれを上回る負債の増加が、ここ5四半期(1年3ヶ月)も続いているというのです。

 こうした負債の平均金利が仮に6.3%であったと仮定すると、利払いのコストは、中国政府発表のかなり背伸びしていると考えられているGDPと比べても、38.6%にもなるのだそうです。

 経済が拡大することでこうした利払いができているのであれば、あまり問題にはならないのですが、経済が拡大しなくなると返済資金が手に入らなくなりますから、新たな借金をすることで、何とか利払いを行おうとするようになります。このような状態になると、経済成長率を大幅に上回るスピードでの負債の増加が発生するわけです。

 このような状態に陥ると、もはや元本の返済など考えられないことになります。従って、中国経済のハードランディングの可能性が高くなっていることを示しているのではないかと考えることができるわけです。


社会・経済(全般) ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

朝香豊AY

Author:朝香豊AY
FC2ブログへようこそ!