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安倍政権は、麻生発言報道はプロパガンダ戦争だと認識して、対抗策を戦略的に考えよ!


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 麻生財務大臣のいわゆるナチ発言については、日本の国内メディアだけでなく、世界中のメディアも一斉に非難する記事を掲載しています。例えばAP通信は、以下のような文章から始まる、かなり長い記事を配信し、このAP通信の記事をそのまま採用して報道している海外メディアも多いです。

 Japanese Finance Minister Taro Aso refused Friday to resign or apologize over remarks suggesting Japan should follow the Nazi example of how to change the country's constitution stealthily and without public debate.(日本の財務大臣の麻生太郎は、憲法をこっそりと国民的な議論なく変えたナチの例に日本は習うべきだと示唆した発言に関して、辞職も謝罪も拒絶した。)

 記事内容は、日本の歪んだメディアの報道の受け売りのようなものですが、このような形態で誤解が世界に広がっていくことの重大性を、私たちは看過すべきではありません。

 この発言に関して、私は政権が選択する道は2つしかないと思っていました。一つは、麻生発言を意図的にねじまげた報道をマスコミが行っていると非難し、どのようなねじ曲げを行ったのかを詳細に明らかにしつつ、真意を明確に示していくというものです。我が国のマスコミには真実に忠実に報道するという基本姿勢がなく、同様の虚報を何度も繰り替えてしていることまで具体的に示しながら、マスコミ報道に関する真実性を確保するために、タブーを恐れずに具体的な制度を政府は考えて提案したいと訴えることまで踏み込むところまで進めていくというものです。決して政治的な主張に限定する必要はありません。むしろ、芸能界に関する報道や健康・ダイエットに関わる情報などについても、実に問題のある報道を行っていることまで明確にし、マスコミとしての矜持を失っている点を明確に衝くと効果的ではないかと思います。

 もう一つは、真意が理解されにくい発言を行ったことを問題として、麻生大臣を辞任させるというものです。政権にはナチを擁護するつもりがないだけでなく、その誤解を受けるようなことがあっても認める意思はないという姿勢を貫くというものです。これにより、安倍政権は、こっそりと改憲しようという意思などまるでないことを明確にするというものです。

 つまり、誤解を解く努力を全面的に行ってマスコミ攻勢をかける道を選ぶか、誤解を受けたこと自体を問題として、誤解の解消がしっかりとできないことについては諦めつつ、その中で筋を通す道を選ぶか、ということです。

 ところが、安倍政権はこのいずれの道も選びませんでした。麻生財務大臣はすでに発言を撤回していて問題はなく、政権としてはナチスを肯定する立場はとらないのだから、これでよいのだというわけですが、これは麻生発言を誤解している世間の立場からすれば、納得のいかない選択肢でしょう。麻生発言を誤解している世間からすれば、これほどの発言を行いながら辞職しない麻生大臣をふてぶてしい国家主義者だとみなすでしょうし、そんな麻生大臣をかばい立てる安倍総理も根っこでは同じ危険思想を持つ人物だと考えるのは当然でしょう。そしてそのような選択は、中国や韓国を利することになる点についても、我々は看過できないところです。

 例えば Financial Times の同様の記事に投稿された読者の声には、以下のようなものがあります。

 If this is the opinion of the deputy prime minister then I can see why the Chinese are worried. (これが副総理の意見であるなら、中国がなぜ心配しているのか、理解できる。)

 Can't help but to think that the Islands are Chinese after all (尖閣諸島はやはり中国のものだと考えざるを得ない)

 Taro Aso’s comments are not only a riskier one for Japan and for the LDP, they are also riskier for the Pan-Pacific region.(麻生太郎のコメントは日本や自民党にとって危険性を高めるものであるだけでなく、太平洋全域にとってもまた危険性をたかめるものだ)

 今回の麻生財務大臣の発言を巡る報道は、戦後レジュームを維持させようとする側から仕掛けられた強烈なプロパガンダ戦争であり、これに対抗する戦略を構築して向かっていく必要があるのに、安倍政権はそのような認識を欠いたまま、騒動がおさまるのをただ待っているようにしか見えないのです。そしてそのような選択を採用することは、プロパガンダ戦争を仕掛けた側が想定した通りの反応で、いわば敵の術策にはまったものだといわざるをえません。その域を出ない対応しかしていないところに、歯がゆさを感じます。

 仕掛けられたプロパガンダ戦争に、正面突破作戦をとるか、迂回作戦をとるべきかは別として、いずれにせよ戦略性に裏付けされた方策を政府はとるべきだと思われる方は、ブログランキングへの投票をお願いいたします。


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コメント

1. 愚痴っぽくなってスミマセン(苦笑)。

海外での報道はこのような状況ですか・・・。
今回の発言の影響は、<日本国内>にとどまらないのが“痛い”です。

何だか次から次へと、やっかいなことばかりですね。
昨年末感じた、微かな希望はどこへやら。
愚痴っぽくなってスミマセン(苦笑)。

そんな時間とエネルギーがあるなら、「じゃあどうすればいいか?最善の手は何か?」を考えて、行動すべきですよね。

でも今日のところはさっさと寝て、明日にします(笑)。

2. Re:愚痴っぽくなってスミマセン(苦笑)。

>3さか さん
お上に任せる意識ではダメということですね。しんどいですが、頑張りましょう!

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