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消費税増税阻止のために、総理に手紙を出そう③


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 消費税増税に反対して、安倍総理に向けて手紙を送る運動を広げていきたいと思っています。本日もまた新しい手紙文を用意しました。共鳴して同じような運動にご参加いただける方が増えると、大変心強いです。できれば、ご協力下さい。

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 前回消費税を3%から5%に引き上げた時には、1996年に「財政再建法」を制定し、単年度の国と地方自治体の財政赤字の合計金額を5年以内に名目GDPの3%以内に抑えるということを目標としました。収入が少なく支出が多い財政状況を改善しないと大変なことになるということで、増税を図ると同時に大幅な歳出削減にも取り組みました。

 増税の方では、消費税の増税によって5兆円の増収を見込んだだけでなく、所得税の特別減税の廃止によって2兆円規模の税源を確保しました。

 他方歳出削減の方では、高齢者医療では1回あたり500円の診察料が要求されるようになり、健康保険の本人負担も1割から2割に引き上げられるなど、社会保障分野を中心に「受益者負担」が拡大されました。さらに、公共投資の削減に加えて補正予算の廃止も行われ、歳出削減だけでも7兆円程度に及びました。

 つまり、増税と歳出削減を合わせることで14兆円ほどの「財政改善」が見込まれることになっていたはずでした。ところが、この結果として地方自治体を含めた政府債務の対GDP比はかえって急上昇する結果となってしまったのは、歴史の教えるところです。

 政府の側から見た14兆円の「財政改善」効果とは、国家経済的には14兆円の需要縮減を意味します。14兆円の需要縮減は乗数効果によってさらなる需要縮減効果を持つことになります。この急激な需要縮減によって経済が瀕死状態に陥り、これによって税収は却って減少し、財政赤字が拡大してしまったという逆説的な展開について、私たちは忘れるべきではないと考えます。

 経済成長を図るために大幅な積極財政を実施すれば、確かに一時的には政府債務は増えますが、GDPが増えて税収も上がってくることによって、政府債務の対GDP比はむしろ改善していくはずです。経済成長を止める政策を実施することによってかえってぬかるみにはまっている事態に、日本は早く気がつくべきだと考えます。

 今回も消費税の増税ばかりが目に入っていますが、2006年以降厚生年金保険料が年々引き上げられていますし、所得控除制限も行われ、復興特別税も課されている中で、既に2005年段階との比較では8兆円ほどの国民負担増=国家としての需要減少が起こっています。こういうところに、目先の財政赤字にばかりに目を向けて、国家全体をどう成長させるかに目を向けていかない現在の日本の政治のあり方が端的に示されているようにも思います。そしてこうした政策運営の流れを抜本的に変えるべき時に来ていると考えます。

 安倍総理ならば、この流れを変えて下さると期待したからこそ、私たちは安倍総理の誕生を支援し、今日まで支持を続けてきました。日本を取り戻すレジュームチェンジのためにも、消費税増税は断固して撤回して頂くよう、お願いするものです。


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コメント

1. 売国

はじめまして、大国男児と申します。

私もなにかしらの行動をしたいと考えていますが、問題は安倍総理が別次元の重度売国奴という見方はできないでしょうか?日本国民には保守的な態度(日本文化を守っていくような態度)を見せていますが、このyoutube動画に見られるよに、外国に対しては真逆のことを言っています。これを見たときは呆然としました。不安で仕方ありません。

2. 動画

3. Re:動画

>大国男児さん

コメントありがとうございます。イギリスのギルトホールでの演説ですね。これについては、「グローバリズムに邁進する安倍政権の危険性」という記事で以前取り上げたことがあります。こうした安倍政権への批判記事をたびたび書いているため、「保守派」の人たちから私は好かれていないようです。(笑)

大国男児さんがおっしゃる通りで、安倍総理は相当に問題のある考え方を正しいと思い込み、それに向かって突っ走ろうとしています。では、それを理解した上で私たちが取るべき態度はどのようなものでしょうか。

私は安倍総理に幻想は抱いておりません。安倍総理は我々の見方なのだから、静かに見守るのが正しいと考えている方たちの考えは、根本的に甘すぎると思っています。仮に安倍総理が「真性保守」だったとしても、現実には政治の綱引きという力学が働いているわけですから、我々が声を届け続けないと綱引きには敗れます。政治とはそういうものだと考えるべきだと思います。

現実には安倍総理はTPPや日中韓FTAを推進し、移民の流入を容易にしようとし、本来公的部門が担うべき分野を、民間どころか外資にまで開放しようとし、消費税導入を実行しようとし、解雇規制を緩和しようとし…と、相当問題ある政策をどんどんと押し進めています。声を上げなければならないのは、当然だと思います。

私が言いたいのは、とにかく大事なのが安倍政権に対して声をきちんと届けることであり、それは安倍総理をどこまで信頼するのかとは無関係だということです。であるならば、安倍総理を信じている方々にも運動に参加してもらえるような呼びかけを行えばよいのではないかと思っています。

悲しいことに、安倍総理の受け皿となる総理候補も見当たりません。この日本の現実から私たちは逃れることはできないということを、認識すべきだも思っています。

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