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首相の靖国参拝前にやるべきことがある!


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 安倍総理が靖国神社の秋の例大祭に参拝を行わなかったということで、保守派の中から批判がわき上がっています。確かに、中国や韓国が靖国参拝を外交カードとして使うのをやめさせる上では、首相の靖国神社参拝は重要な意味を持つとは言えるでしょう。安倍総理はその観点では靖国神社に参拝すべきだったということになるかと思います。

 しかしながら、私はそのような保守派の人たちとは幾分違った印象を持っています。もし現在のような状況のもとで首相の靖国参拝を行ったとして、中国・韓国以外の諸外国は本当に騒がなかったのでしょうか。中国・韓国からの強力なプロパガンダが展開されているせいもあって、アメリカのみならずヨーロッパにおいても、「安倍総理=右翼=日本の軍国主義化」のイメージは、かなり強力に広がっていることを、私たちは考えておくべはないかと思うのです。このタイミングで安倍総理が靖国参拝を行えば、火に油を注ぐような結果になった可能性もあります。

 私が言いたいのは、だから手をこまねいていろという話ではありません。私は安倍政権が、首相の靖国参拝を実現できるような布石を、結局この間に何も打ってこなかったことを問題にしたいのです。戦後の靖国神社への首相の参拝が、未だ米軍占領下の昭和26年10月18日にすでに行われていたこと、戦犯赦免要求の国民運動が広がったことを受けて、政府が戦犯赦免を各国政府に要請し了解を得ていること、1985年になってから突然中国が騒ぎ始めたことなど、本来は何度も国民や世界に情報発信すべきだったと思うのです。しかしながら、全くやってきませんでした。死んだら人間全てを仏様として扱い、死者にむち打つようなことを恥とする日本人独特の死生観についても、海外に発信することをしてきませんでした。つまり、中国や韓国のプロパガンダをそのまま放置して、これに対するカウンターを浴びせることを全くやってこなかったわけです。

 こうした情報面でのカウンターに加えて、中国・韓国以外のアジア諸国との連携を表にしていくこともやってきませんでした。例えば、インド・フィリピン・ベトナム・インドネシアなどの在日本大使と一緒に、外務大臣が靖国参拝を行うようなことをやってもよかったでしょう。ノーベル平和賞を受賞したダライラマ14世に訪日していただいて、靖国参拝を行っていただくというのもよかったでしょう。中国や韓国がプロパガンダしている中身が、実際とは全然違うものだということを、効果的に示していくやりかたはいろいろあったはずです。

 まずはこうした布石を様々に打ち、またこれに対する諸外国の反応を観察しながら、参拝しても大丈夫である環境の醸成ができてきていると考えた上で、私は首相に参拝してもらいたいのです。首相の参拝が大した騒ぎにならずに、静かに執り行われていく環境の醸成は、英霊に対する尊崇という点でも大切ではないかと思うのです。様々な努力を行ってきたにも関わらず、十分な環境の醸成には至らなかったということであれば、参拝をせずともやむを得ないとも思っています。その場合には、参拝できるような環境の醸成にさらに努めて行くしかありません。つまり、参拝をしたかしなかったかということ以前に、参拝できる環境整備をどこまでやったかがまず大切ではないかと思うのです。

 しかしながら、そういう諸外国の理解を得るという地道な努力を安倍政権がやってきたとは全く思えないのです。日本の立場や考えを、海外のマスコミを通じて世界中の人に理解してもらおうという当たり前のことを、相変わらずやろうとしないことに、歯がゆさを感じます。こうした歯がゆさは靖国問題だけに限りません。内政・外交を問わずにあらゆる問題に感じるところです。

 このような、自らの立ち位置をはっきりさせ、その正当性を外部にもしっかりと示していくという姿勢に転換しない限り、戦後レジームからの脱却など夢物語であるとの意見にご賛同いただける方は、ブログランキングへの投票をお願いいたします。


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コメント

1. 無題

消費税増税阻止についても同じですね

止めるつもりがあれば、それに即した準備があるはず

つまり止めるつもりすら無かったという事ですね

失礼ですが、あのお歳でこのていたらく

今後に期待するのは愚の骨頂でしょうね

2. 無題

いつもながら鋭いご指摘ですね。同感です。現政権については、保守層から経済政策はともかくも外交は素晴らしいとの声もありますが、外交も合格点にも達していないでしょう。

3. 第3次アーミテージ・ナイレポートについて

朝香豊様

先日安倍首相をどう見るかについてお話しさせて頂きました。
その後、第3次アーミテージ・ナイレポートについて注目するようになりました。

安倍政権は第3次アーミテージ・ナイレポートの通りに政策を進めています。

「TPP」、「集団的自衛権行使と積極的平和主義」、「特定秘密保全法」、「河野談話の踏襲と靖国不参拝」、「核兵器不使用署名」。寸分違わずです。
http://satukihime.iza.ne.jp/blog/entry/3211870/


第3次アーミテージ・ナイレポートの序文では脅しともとれる下記の問いかけをしています。

「日本が今後世界の中で「一流国」(tier-one nation)であり続けたいのか、あるいは「二流国」(tier-two nation)に甘んじることを許容するのか」


これに対して安倍首相は平成25年2月22日レポートを発行したCSISでの演説で下記のように答えています。

「昨年、リチャード・アーミテージ、ジョゼフ・ナイ、マイケル・グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出しました。そこで彼らが問うたのは、日本はもしかして、二級国家になってしまうのだろうかということでした。

 アーミテージさん、わたしからお答えします。日本は今も、これからも、二級国家にはなりません。それが、ここでわたしがいちばん言いたかったことであります。繰り返して申します。わたくしは、カムバックをいたしました。日本も、そうでなくてはなりません。」
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0223speech.html


尋常ではない卑屈さだと思います。

安倍首相がCSISに対してどういうスタンスなのかはっきり分かりませんが、日本の国益を毀損しようとしているのは安倍首相ではなく、第3次アーミテージ・ナイレポートを書いた連中だったのではないかと思うようになりました。

この件について早急に国民的議論をする必要があると思いますが、いかが思われますか?



4. Re:無題

>鼻毛《甘さ控えめ》さん
従来の日本の政治スタイルを踏襲しているともいえますが、普通の国家にするつもりがあるならば、普通の国家がやることをきちんとやるべきですよね。
NHKの経営委員に百田尚樹氏や長谷川三千子氏を選ぼうとしているとかは評価できますが、そういったこそこそっという動きだけではなくて、国民と世界に向かって真実を堂々と発信していくようなやり方を、ぜひやってもらいたいものです。それをやらないかぎりは、日本が変わることはないですよね。

5. Re:無題

>ことよさしさん
確かに外交面で評価できる成果も挙げているとは思いますが、一番根本的なところが変わっていない以上、合格点には達しているとは私にも思えないですね。

6. Re:第3次アーミテージ・ナイレポートについて

>プラモデル工作員さん
アーミテージ・ナイレポート自体をまだ読んだことがありませんので、何ともコメントができません。何とか読みこなす時間を作りますので、もうしばらくお待ち下さい。

7. どもです!白いライオンこと、大久保です♪

参考になります(*'ω'*)挨拶を含めてコメントしていきます!これからのアップも楽しみです。お互い頑張りましょう(*´ω`)自分は今辛い人を助けたいと思っていて、ブログで人を救う為に記事を作っています!良かったら一度覗いてくれたら嬉しいです!登録もしてもらえたらもっと嬉しいです(*´ω`)

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