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安倍総理の靖国参拝は是か非か(2)


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 再び、安倍総理の靖国参拝について取り上げます。私の立場は前回の記事と同様で、世界的に広がっている靖国神社に対する誤解を解く情報戦、中国が御都合主義に合わせて靖国神社に対する態度をかつてとは真逆といってよいほど変えてきたことを知らしめる情報戦を十分に行い、日本の立場に対する理解が十分に広がる状況を作り出してから参拝すべきというものです。そのような情報戦を何もやらないまま参拝したというところには、私は全く賛同できません。

 今回の参拝について、中国・韓国以外の諸外国がどのような反応を見せているのかをまとめてみました。

 まずはアメリカです。駐日アメリカ大使館は次のような声明を発表しました。

 Japan is a valued ally and friend. Nevertheless, the United States is disappointed that Japan's leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan's neighbors.(日本は重要な同盟国であり友だが、アメリカ政府は日本が隣国と関係を悪化させる行動を取ったことに失望している。)
駐日アメリカ大使館の声明

 さらに、日米防衛相の電話会談が、アメリカからの要請に基づいて中止になっていたことが明らかになりました。時事通信は以下のように伝えています。

 小野寺五典防衛相が27日で調整していたヘーゲル米国防長官との電話会談が、米側の申し入れにより取りやめとなった。防衛省関係者が同日、明らかにした。(中略)電話会談は27日午前で調整され、防衛相はヘーゲル長官に、沖縄県の米軍基地負担軽減への協力を要請する考えだった。(中略)防衛省関係者は27日、「靖国参拝がなければ電話会談は実現できていただろう」と語り、参拝問題が影響したとの見方を示した。 
時事通信の記事

 普天間・辺野古問題が大詰めを迎えたこの時期に、沖縄県の米軍基地負担軽減への協力のための電話会談が中止になってしまったのは、決して喜べる状況ではないと私は思います。

 なお、安倍政権は11月中旬に、すでに靖国参拝に関する打診をアメリカ側に行っていたようです。FNNニュースは次のように報じました。

 衛藤首相補佐官は、靖国参拝をめぐる意見交換のため、11月中旬に訪米し、ラッセル国務次官補など、アメリカの要人らと面会した。 この際、アメリカ側から、「オバマ大統領が理解を示すことはない」、「日本の評判を落とし、日本のアジアにおける影響力低下を招く」などと、厳しく反対されたという。
FNNの記事

 事前に厳しい反対をしていた分、日米防衛相の電話会談が中止となったのは、当然予測しておくべきであったということなるかと思います。

 次に欧州の反応を見て行きましょう。毎日新聞は以下のように報じています。

 欧州連合(EU)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は26日、日本と近隣諸国との緊張緩和に「建設的ではない」と批判する声明を発表した。
毎日新聞の記事

 ヨーロッパのマスコミはどのような反応なのでしょうか。時事通信は以下のように報じました。

 安倍晋三首相の靖国神社参拝について、フランスでは27日付のフィガロ紙やレゼコー紙が1面で写真付きで報じ、関心の高さをうかがわせた。日仏の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が来年1月に予定される中、仏政府は日韓や日中の関係悪化を懸念しているとみられる。
時事通信の記事

 ドイツ有力紙フランクフルター・アルゲマイネは27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝を1面で報じた。中国や韓国が参拝を挑発と受け取り、対日感情の「一段の悪化につながる」と指摘。「無知や一方的な歴史認識は相互の無理解を助長する」と論じた。
 南ドイツ新聞は、首相は「冷徹な打算家」で、中韓との関係がさらに悪化することはないと判断し、支持基盤の右派との約束を守るため参拝したとの見方を紹介。

時事通信の記事

 遠く離れたヨーロッパにおいても、一面で扱うほどのニュースバリューだと認識されていることに留意すべきです。

 ロシアはどう反応しているのでしょうか。

 (ロシア)外務省のアレクサンドル・ルカシェヴィチ報道官は26日、「靖国参拝が第二次世界大戦で日本の侵略を受けた国々の国民に深刻に受け止められることを、東京は知悉していた筈だ」と指摘。「世界が共有している第二次世界大戦の結果に関する評価と異なる日本社会の傾向性を拡張しようとする一部の勢力の試みが加速していることが背景にあるため、日本の首相のこうした行為は憂慮を呼ばないではいない」とした。
ロシアの声の記事

 日本の反日メディアや中国・韓国のプロパガンダに、世界的な靖国神社に対する理解は実像とは全く異なったものとなっているという事実に、私たちは正しく向かい合うべきです。諸外国に理解されなくても、我が国は正しい道を粛々と歩めばよいというのは、先の戦争から何も学んでいない態度だと言われても仕方ないでしょう。我が国は自立に向かうべきだが、孤立に向かうべきではないという、北野幸伯氏が常に発しているメッセージの重みを、改めて感じるべき時ではないのかと、私は思います。この点をテーマにした北野氏の近著「日本自立のためのプーチン最強講義」もお勧めします。

 徹底的な情報戦で戦わないまま、首相が靖国神社に参拝するのは賛同できないと、私は改めて表明いたします。


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コメント

1. 無題

バイデン副大統領が千鳥ケ淵へ慰霊にわざわざ来日したときにいったのが、とても不思議だったんですが、今にして思うとアメリカに靖国参拝打診していて、アメリカ側からの牽制、回答だったんでしょうか?

2. 情報戦で負けている

既に日本は情報戦で負けています。
大東亜戦争の二の舞になるのでは?

私はこの日本人の「努力さえしていれば、お天道様が見ていてくださる」という楽観論が大嫌いなのです。

相手は狡猾です。
こちらも狡猾になる覚悟がなければ、
政治家などやってはいけないでしょう。

みずから泥をかぶる覚悟といいましょうか・・
自らを悪人にしても、守るべきものは守る、そういう覚悟です。

3. Re:無題

>グラースさん
バイデン副大統領の千鳥ヶ淵への献花は、靖国には行くなというメッセージでもあったというのは、まさしくそうだと思います。ブッシュJrが靖国を参拝したいといったのを日本の外務省が蹴ってしまったのが、本当に悔やまれますね。

4. Re:情報戦で負けている

>まささん
ひとをコントロールするという発想が、日本文化に馴染まないところがあり、日本人は伝統的に苦手とするところですよね。だからこそ、意識的にそれを考えていかなければならないのに、戦前もこの点では日本は後手を踏んだと思います。戦後はさらに後退して、全くダメになってしまいました。国内の反日マスコミの扱いも、こうした側面から捉えていくことも必要かと思います。情報戦に目覚めることが日本が目覚めることの一番の近道なのに、ここには今でも手を付けようとしないところに、本当にいらだちを覚えます。

5. 無題

アメリカと安倍さんのプロレスの可能性はありませんか?

保守系の方々の中では「CIAスパイ安倍」というのは通説ですし、それをカモフラージュするための演出という見方はダメでしょうか?

TPP交渉含め、さもアメリカと対等にやり合っているような態度を見せて保守層の支持を得るための壮絶なプロレスな気がしてなりません。中韓やら反日芸能人などCIA御用達芸人たちがギャンギャン騒ぎ立て、日本人のナショナリズムを抑制しようと頑張ってる点も胡散臭さ満点です。

もういい加減にしてほしいです。

6. Re:無題

>EXILEさん
私は安倍総理の動きは、外交においてもアメリカとも一定の距離を置いているように感じることが多いです。
世の中はもっと複雑なものではないでしょうか。全てを理解した上で、アメリカのためとかユダヤ金融のために動いてそのおこぼれを頂こうとする人間が、あれだけ精力的に動けるのかという点でも疑問を感じます。

7. 無題

>朝香豊さん

ご返答ありがとうございます。大国男児氏の載せてくれた東京裁判動画拝見させて頂きましたが、これは強烈ですね。我々日本人はこんな白人の虚言をず~っと信じ込まされてきた。酷すぎます。ロシア人が法廷で日露戦争時の日本の侵略を持ち出したり、日本兵に残虐行為されたとか嘘吐き係の米兵や白人女。芝居にしてもクォリティ低過ぎです。こんなゴミたちの証言を公式なこととして信じ込まされてたとは(絶句)

しかし、気になるのは、国民の保守に合わせて政府も保守になっている部分です。国民の保守はインターネットの発達により真実が分かってきたからですが、政府レベルの人間なら東京裁判やら白人が日本に押し付けた嘘捏造などは知っているはずです。知らない訳がない。

しかし、それをず~っと国民に隠してきた。日本政府を白人傀儡政権と考えても仕方ないと思います。事実、東京裁判でこんな仕打ちを受けて正常な国家な訳はありません。

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