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「脱原発」の争点化は望むところだ!


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 東京都知事選挙の争点が脱原発にされそうな感じになってきました。東京都知事選挙で争うことではないという考え方もあるようですが、首都のエネルギー源をどうするかというのは当然選挙の争点にはなりうる話で、私としてはこの争点も大いに議論してもらいたいと思っています。

 ここで私たちがまず思い出すべきは、東日本大震災の折の東京湾岸にあるコスモ石油の千葉製油所の爆発炎上事故だと思います。わずか1カ所の火災でしたが、鎮火まででも10日を要し、本格復旧まで2年4ヶ月もかかりました。



 さて、以下の地図は東京湾岸のどこに火力発電所があるかを示したものですが、非常に多くの火力発電所が東京湾岸に密集していることがわかるかと思います。福島県にある広野発電所、茨城県にある常陸那珂発電所及び鹿島発電所を除けば、東京電力の残りの火力発電所は全て東京湾岸に位置しています。



 ではこの状態で首都直下型地震が襲ってきたらどうなるのでしょうか。東京湾岸は石油化学コンビナートで知られており、LNGのガスタンクも数多くあり、激しい地震によって石油やガスが漏れて引火することはいわば必然でしょう。コスモ石油のようなことが東京湾岸全域で起こることが予想されます。要するに東京湾中が火の海になり、湾岸の火力発電所が全部使えなくなることさえありえるわけです。津波の被害まで含めたら、どんなことになるのかは、まさに想像を絶することになるのではないでしょうか。しかも鎮火するのに数ヶ月を要する可能性すらあり、鎮火できたとしても本格復旧まで何年かかるかもわかりません。

 首都直下型地震は絵空ごとどころではなく、今後30年以内に発生する可能性は70%だと目されているのは、皆さんもよくご存知でしょう。従ってこのことは、逃げないで対策を考えなければならない現実の問題として提起されているわけです。

 「脱原発」を叫ぶ人たちは、電気がない不便さを明かりがともらなくなるとかテレビが見れなくなるというレベルで考えているのでしょうか。通信も止まり、交通・運輸も止まって救助すらできなくなることも考えなければなりません。生産活動など全くできなくなり、膨大な餓死者が生まれる可能性すら高いわけです。

 このような中で「脱原発」を叫ぶのんきさは一体なんなんでしょうか。その姿勢には都民に対する責任というものは最初から欠如していると言っても過言ではないでしょう。

 東京湾岸の火力発電所をどう守るのか、守りきれなかった時のバッファはどうやって確保するのか、まじめに真剣に考えなければいけないのです。余裕電源がない状態で首都直下型地震が襲ってきたら、東京だけでなく、日本が死ぬとも言えるでしょう。

 「脱原発」が争点にされることを恐れて争点外しに走るのではなく、これも主要な争点の一つとして明確に位置づけ、責任ある立場に立って、脱原発などありえないと明確に訴える選挙戦となるべきだと、私は考えます。

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コメント

1. 仮定に無理が

あり過ぎるようです。

まず、コスモ石油千葉製油所の事故原因は、
「当時、検査中」、すなわち耐震性の問題ではなく、あくまで人為的ミスによるものです。
http://response.jp/article/2011/08/03/160388.html

次に、各発電所は耐震基準(震度7)を満たしていること。(千葉製油所は検査中であり、例外です)
もし、東京湾岸にある全ての火力発電所が一斉に炎上し使用不能になるとすれば、それ以上の超巨大地震が前提条件になります。

もしこの耐震基準を適用するなら、火力発電所だけではなく、原子力を含めた全ての発電所の稼動が不可能になります。

確かに可能性は皆無ではないでしょうが、引用されている「70%の確率」が適当だとも思えません。

以下、「通信も止まり・・・」 東京都を始め、各自治体は災害対策をしていますが、もし国内全ての活動が長期間停止し、膨大な餓死者が生まれるほどの超巨大地震ならば、火力発電所があろうとなかろうと無関係です。すでに日本が壊滅しているでしょう。

2. Re:仮定に無理が

>オオクニヌシさん
コメントありがとうございます。コスモ石油千葉製油所の火災が特別事情のせいだというのは知りませんでした。ありがとうございます。
ただ、東日本大震災ではコスモ製油所の炎上だけでなく、石油タンクのスロッシング被害も各地で見られましたし、液状化による防油堤の亀裂事故もありましたね。首都直下型地震が起こればこうした被害がかなり多く、しかもずっと激しく発生することは当然想定しておかなければならないんじゃないでしょうか。火災旋風が発生することも想定しておくべきだと思います。東京湾岸が火の海に包まれたとしたら、火力発電所への燃料供給に支障が生まれることも考えるべきではないかと思っています。

3. 回答ありがとうございます

仰るとおりですね。
火力発電所の安全基準の引き上げ(安全性の確保)と震災被害想定の見直しには同意します。

4. 劣化ウランの件も、見過ごせませんね。

ttp://ameblo.jp/djdjysk/entry-10945696892.html

ttp://blog.goo.ne.jp/zi-san74/e/2f9b40291cd5f17aaac90a64211465d9

興味を持って、ネット検索していたら、見つけました。
単なるURLのコピー&ペーストで恐縮ですが、選挙期間中であるかどうかに関係なく、より議論が深くなることを願って(緊急事態発生時の情報伝達等も含めて)、コメントさせていただきました。

5. Re:劣化ウランの件も、見過ごせませんね。

>よーへーさん
ご紹介頂いた共産党千葉県議の方のブログは非常に読みごたえがありました。ご紹介ありがとうございました。

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