記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NHK経営委員と新会長に対する適格性の疑問は的外れだ!


政治 ブログランキングへ

 NHKの経営委員の長谷川三千子氏が、1993年に朝日新聞東京本社内で拳銃自殺した右翼活動家の野村秋介氏を礼賛する追悼文を発表していたということが、NHKの経営委員として不適格ではないかと問題視されています。また同じ経営委員の百田尚樹氏や新会長の籾井勝人氏に対しても、不適格だという声がマスコミでは上がっています。今回はこれらについて思うところを述べようと思います。

 まず長谷川氏に関する件から考えます。私は長谷川氏が礼賛していると報じられた野村秋介氏がどのような人物であったかについて、残念ながら知りません。朝日新聞東京本社に中江利忠社長の謝罪を受けるために訪れ、社長ら首脳と話し合いの後に拳銃自殺した人であるとの報道しか、この人物について知ることはありません。どのような話し合いが朝日新聞の社長との間で行われ、その後どのような経緯で拳銃自殺に及んだのかもわかりません。

 不思議なのは、長谷川氏がNHKの経営委員として不適格ではないかとの記事を読んでも、このあたりの経緯が詳しく書かれているものが見当たらないことです。単に、野村氏のことをメディアに対して暴力による圧力をかけた右翼活動家だと断じている記事を見るだけです。本当に朝日新聞に対して暴力による圧力をかけたのであるならば、そのあたりの詳しい経緯を当然書くべきだと思いますが、なぜかどれにも全く書かれていないわけです。だとすれば、ためにする印象操作ではないのかと疑われても仕方ないのではないでしょうか。

 この結果として、長谷川氏がどのような思いや観点から野村氏を評価されているかについてもよくはわからないのです。確かに長谷川氏の野村氏に対する追悼文は公開されていますが、長谷川氏の真意がどのようなものなのか、よくはわからないのです。その「わからなさ」を放置させておいて、つまり長谷川氏の真意に虚心坦懐に迫る作業を経ずして、「わからなさ」ゆえの不気味な印象に頼って長谷川氏を危険人物視するところに直結させるのは、卑怯で卑劣な行為ではないでしょうか。
長谷川三千子氏の追悼文全文(朝日新聞)

 マスコミは野村氏に対しては根拠なく暴力的であるかのような印象をまず与え、その野村氏を「礼賛」する長谷川氏が理解不能の不気味な人物であるかのような印象操作を行っているとしか思えないのです。これは野村氏と長谷川氏の人格権の侵害にあたるのではないでしょうか。

 同じ経営委員の百田尚樹氏が、東京都知事選挙で田母神候補の応援演説に立ったことについて問題視する記事もマスコミに登場していますが、これもおかしな話です。百田氏が自らが正しいと信じることを個人として表明することには何の問題もないはずです。NHKの経営委員として問題が生じるのは、百田氏がNHKの経営委員の立場を利用して、自らが正しいと信じることのみをNHKに報道させ、他のものの見方を一切紹介しないようにさせるといったことを行った場合でしょう。自らの思想信条をそのままNHKに持ち込もうとしない態度を持っているかどうかだけが、適切かどうかの評価基準になるべきです。

 この点で、NHKの新しい会長に就任した籾井勝人氏に対する攻撃が的外れであるのも同様です。籾井氏が就任演説で強調していたのは、放送法の遵守でした。特に第4条を大切に考えられていることを述べていましたが、放送法第4条が放送番組の編集にあたって守るべきものとして列挙しているのは、以下の4つです。

 1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
 2.政治的に公平であること。
 3.報道は事実をまげないですること。
 4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。


 この4原則は、放送に限らずマスメディアが総じて守らなければならない基本原則を確認したものですが、その基本原則を守っていくと明言している新会長の一体どこに問題があるのかと思います。4原則に明らかに違反するような報道がNHKにおいて行われながら、会長や経営委員が問題視しないような事態が発生した時に、その適格性を問題にすればよいはずです。

 ここで考えたいのは、この4原則に明らかに違反するような報道を繰り返しているマスコミが、なぜこの4原則を守っていくと明言している人物を不適格と考え、大問題として扱うのかというところです。この態度の中に潜んでいるのは、既存マスコミの明確なイデオロギー体質です。即ち、彼らが正しいと考えるイデオロギーと合わない考え方をする人物を「危険」と考えて排除しようとする態度だということです。これは明確な思想チェックであって、特定の考え方を強引に押し付けるようなことをしない限りはどのような考え方をしていても構わないという、思想信条の自由の原則に明らかに違反するものでしょう。そのことの方がまずもって危険であるといえるのではないでしょうか。そしてそのことは、こうした歪んだ報道を行うマスコミ側に放送法第4条に示されているような4原則を守る意識がさらさらないということを如実に示しているものだといえるでしょう。

 NHKの経営委員としての長谷川氏や百田氏の適格性、NHK会長としての籾井氏の適格性を、放送法の遵守と切り離して批判をするマスコミにこそ、マスコミとしての適格性に問題があるとの見解にご賛同いただける方は、ブログランキングへの投票をお願いいたします。


政治 ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメント

1. 無題

NHK会長に就任した時の会見で、個人的発言は言いたくないといっているにもかかわらず無理やりに言わせて、鬼の首をとったように新聞で糾弾する。
私は籾井氏の発言をテレビで聞きましたが、なんら違和感を持ちませんでした。
百田氏が多母神候補の応援演説に行ったことも何ら不思議には思いません。
それよちも、この人達がNHKに入ったことによってどのようにNHKの体質が変わっていくのかを楽しみにしています。

2. Re:無題

>コゲ亭主さん
いつもありがとうございます。
まさにおっしゃる通りで、「会長個人の見解」を尋ねながら、個人の見解を表明すると、「会長会見だから個人的見解と言われても…」などと言い出すのは、ルール無視どころではないですよね。
結論先にありきの報道姿勢が、放送法の遵守を徹底化させることによって変化していくことを、私も大いに期待しています。

3. リトマス試験紙

左翼マスゴミは、昔むかし、中韓の悪口や慰安婦、南京事件で事実を口にした大臣らの発言を取り上げては次々に首にした成果が忘れられないのでしょう。安倍首相が任命したNHK経営委員と新会長を首にしたいだけです。

今や時代は変わりました。国民の多くは安倍首相の歴史感を支持しているし、ネットで真実を知っていますから、昔のようにマスゴミが笛を吹いても踊りませんよ。

4. 報道ではなく“言いがかり”

同感です。
本当に近頃のマスメディアは、朝日新聞&毎日新聞は特に酷いです。これは“報道”ではなく、“言いがかり”だと思います。

去年の秋、“特定秘密保護法案”が話題になった頃からでしょうか、酷さと※※のギアが上がったように感じます。


こういった報道機関の横暴を止める方法はないのでしょうか?もう、何とかしたいです。

5. Re:リトマス試験紙

>violetさん
そうですね。少しずつ真実が浸透してきていて、左翼側も焦ってきているのでしょうが、えぐいやり方が結果的に却って彼らの首を絞めていくような感じに、少しずつ動いてきているように思います。中国や韓国のデタラメぶりに国民が気付いてきた面も大きいのでしょうね。その点では両国に感謝した方がいいかもしれません。(笑)

6. Re:報道ではなく“言いがかり”

>みさか明さん
本当に言いがかりですよね。長谷川氏について言えば、故人を悼む追悼文においては、故人に対する否定的な言辞を述べないだけでなく、故人が果たした役割に対してやや過大な意味付けを与えることさえ普通にあることを、最初から無視しているのもどうかと思います。
私が今回の事件でおっかないなと思ったのは、長谷川氏の追悼文に関する情報を提供したのは誰かということです。怠惰な日本のマスコミ人が独自調査を自ら行ってこの事実を引っぱりだしてきたとは思えないわけです。中国人の日本研究家が、安倍色が強いと言われた今回のNHK経営委員について、重箱の隅を突っつけるよう、徹底的な調査を行ってきた可能性もかなり高いのではないかと思います。さらに安倍氏が自らの右翼思想をNHKに押し付けるために、NHKに不当介入しているとの印象操作を最高のタイミングで出せるように考えて、今回の籾井氏や百田氏の発言にタイミングを合わせて、寝かしてきた長谷川氏に関する情報を持ち出してきたのではないかとさえ、思えるのです。そのくらい、日本のマスコミは事実上中国によるコントロールを受けるようになっていながら、実はそのことに当の日本のマスコミ人がろくに気付いていないように感じます。断定はできないのですが、そのことを懸念しています。

7. 無題

いかなる経緯や背景があろうとも、新聞社に拳銃持ち込んで自殺するのは、犯罪以外の何者でもないでしょうよ。これで野村秋介が暴力的な危険人物でないといえる人の気がしれません。
神様がどうのこうのといってその行為を肯定する長谷川氏もどうかしています。

マスコミをはじめ社会から非難されて当たり前ですよ。それを人格権侵害?なにをいってるのですか?

8. Re:無題

>匿名希望さん
「栃木実父殺し事件」というものはご存知でしょうか。当時29才の娘が53才の実の父親を殺害した事件です。当たり前ですが、実父を殺害した娘の罪は免れません。しかしこの事件には、実父を殺害するに至ったやむを得ざる事情というものがあり、娘に実刑判決を下さないように配慮することから、旧刑法200条(親殺しについて一般の殺人罪とは違って重罰しか認めないとする規定)は違憲だとする判断が最高裁から下されました。
日本国内で拳銃を所持していること自体がとんでもない話ですし、それを持ってマスコミにでかけたことも許されざる話です。そのことを容認するつもりは私にも全くありません。それでもそこで思考を停止してはいけないのではと思います。本来完全なる被害者である朝日新聞にしても、ことの経緯をきちんと書かないのはどういうわけなのかと問うことにも、意味があるんじゃないでしょうか。

9. 無題

朝日新聞が、野村秋介氏の政治活動団体、風の会を虱(しらみ)の会と茶化したことが、発端だったと記憶しています。拳銃自殺は、たしかに問題がありますが、右翼政治活動家を茶化した朝日新聞が私は大人気ないことをして、社長が謝罪することになって事件化した発端が、かぜをしらみとしたおちゃらけ記事だったことに朝日新聞の程度が知れることだと思いませんか?

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

朝香豊AY

Author:朝香豊AY
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。