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中国船体当たり事件についての大誤報について、NHKは徹底調査を行え!


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 中国海警局の船がベトナムの沿岸警備隊の船に体当たり攻撃をしてから、早いもので2週間が経ちましたが、この事件をNHKは当初以下のように報道したことは、皆さんはご存知でしょうか。

NHKニュース
ベトナム海上警察 中国船に体当たり
5月7日 19時33分
中国とベトナムが領有権を争う南シナ海で、中国が一方的に海底の掘削を進めているとしてベトナムが反発を強めるなか、7日、ベトナム海上警察の船が現場近くで中国当局の船に体当たりし、双方の間の緊張が高まっています。
これは7日、ベトナム政府が記者会見して明らかにしたもので、この中でベトナム海上警察の副長官は、中国とベトナムが領有権を争う南シナ海の西沙諸島の周辺で、ベトナム海上警察の巡視船など2隻が中国当局の船に体当たりしたと説明しました。(以下略)


 皆さんもよくご存知の通り、事実はまるで逆だったわけですが、NHK内部でこの誤報の件で大騒ぎになったという話は、残念ながら聞いたことがありません。それどころか、NHKのこの誤報について、他の主要メディアが問題視して厳しく追及するということも、行われた形跡がありません。報道の正確性・真実性というものに対して、現在の日本のマスコミがどれほど鈍感になっているかを如実に示す出来事だと思います。

 この報道で特におかしいのは、「ベトナム海上警察の巡視船など2隻が中国当局の船に体当たりした」のを明らかにしたのが「ベトナム海上警察の副長官」であり、しかもそれをわざわざ「ベトナム政府が記者会見して」行ったという書きぶりです。なぜベトナム政府が自国に不利となる話をわざわざ公式の記者会見を開いて報道させるようなことをするでしょうか。ここには、加害者の側であるベトナム政府が公式に認めているのだから、このニュースは本当に違いないと視聴者に印象づけようという明白な悪意が感じられます。そして仮にベトナム側が即座に証拠ビデオを公表することがなかったとしたら、この誤報があたかも真実のような趣で扱われ続けた可能性も高いということに、私たちは危機感を抱くべきです。

 この悪意をNHK自身が持っていたとまでは言いませんが、こうした悪意ある情報を伝えてくる情報源をNHKの側が盲目的に信頼しているという危険な様相が浮かび上がってきます。論理的に考えればこのようなことは絶対にないことであり、こんな情報源に振り回されてはならないと当然警戒するはずのことが無警戒のまま垂れ流されてしまいながら、そのことがことさら問題視されることすらない環境にNHKが置かれているという現実は、我々の側からおおごととして扱っていくべきことではないでしょうか。そしてこの点においては、NHKのこの大誤報を大問題として取り上げようとしない他の主要マスコミに対しても、当然批判の目を向けるべきだと考えます。

 NHKの経営委員会は、中国船のベトナム船への体当たり事件に関するこの報道について、事実関係の検証委員会を内部に設置し、徹底調査を行うべきです。籾井会長をはじめとした一部の委員に対する執拗な攻撃にひるむことなく、経営委員会として正しい処置を取る方向に動いてくれることに期待しています。

 さて、NHKの大誤報といえば、クローズアップ現代が1989年の天安門事件について天安門での大虐殺はなかったと結論づける報道を行っていることも見過ごせません。



 NHKは客観・中立性を重視する立場に立っているかのように「取材の結果、明らかとなった」と言っていますが、この「取材」が「美味しんぼ」同様に先に結論ありきの立場から、その結論に近い証言をする人に当たっただけではないのかという疑いは濃厚です。要するに、今回の中国船体当たり事件について真逆の報道を行った際と同様の情報源から、「天安門事件は今日本で言われているものとは真相は全然違っているんだ。真相を知りたくないか?」と持ちかけられ、情報源にとって都合のよい「証人」だけに面会してそれを真実だと疑いもなく信じてしまって番組を作った可能性が高いのではないかと感じるわけです。NHKがこれに対して反論があるなら、天安門事件で実際に多くの友人を殺され、この事件をきっかけに祖国である中国に対する精神的訣別を行った石平氏のもとに取材に行き、事実の検証を行うべきです。



 あと2週間ほどで天安門事件発生25周年を迎えるわけですが、この節目にNHKが過去の報道をどのように総括するのかを監視していきたいと思います。


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コメント

1. またまた・・・恐ろしいことです(-_-;)

こんにちは♪

今回のベトナムの誤報って、まるで文明開化されていない時代のような、お粗末さですね。

今や、NHKも民放と同じレベルなのでは!?
この前も局長だかが、暴言吐いた気がしますが!?


几帳面で生真面目な日本は何処へ

2. 犬HK

犬HKは内部にあるCCTVからの情報をそのまま流したのでしょう。犬HKは解体的出直しをしなければならないでしょうね。
国内の真っ当な保守勢力が力をつけてくれば、必ずや犬HK改革に着手し国民の手に戻してくれるものと期待しています。

3. 無題

NHKは、やはりおかしいですね。CCTVがNHKのビルに入っていること自体おかしいことですが、報道内容に影響受けるのは頂けないところです。中国海洋警察に非があることは、ベトナムの発表を待っまでもなく、尖閣諸島の事例からも想像出来て当然と思われてなりません。天安門事件検証のクローズアップ現代の動画には驚かせられました。国谷さんの顔を視るたびに思い出すことになりそうです。

4. Re:またまた・・・恐ろしいことです(-_-&#59;)

>アクアさん
籾井新会長の「暴言」は、実は全く暴言ではありません。籾井氏は「個人の見解」を述べることを記者から求められ、NHK会長としての就任会見だからと、個人の見解を述べるのを固辞していたのですが、記者から再三「個人の見解」を尋ねられて、それではということで「個人の見解」を述べたところ、NHK会長の就任会見なのだから、その発言が単なる「個人の見解」だということにはできないと記者の側から言われ、それならばその発言は撤回させてもらうと言ったのが経緯です。それなのに一連の発言をNHKの会長としては不見識な「暴言」だとして扱われたというのが実際です。
籾井会長がこの時の記者会見において一番訴えたのは放送法の遵守でした。籾井会長は放送法第四条に記載されている4原則(1.公安及び善良な風俗を害しないこと、2.政治的に公平であること、3.報道は事実をまげないですること、4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること)から番組を点検していくと言ったわけですが、こういう新会長の見解のどこに問題があるのかと、思わずにいられませんでした。

5. Re:犬HK

>さむらいさん
まさにそういうことですね。人的交流がある中で、相手が「いい人」だと騙されてしまうのでしょうね。そういうのを「工作を受ける」というのだということを、NHKに限らずマスコミの職員には自覚して頂かないといけませんね。

6. Re:無題

>グラースさん
本当にNHKはおかしいですね。経営委員会だけでなく政府もこれをきっちりと問題視すべきだと思います。工作を受けていることは明らかであり、放置は許されることではないと思います。

7. Re:Re:またまた・・・恐ろしいことです(-_-&#59&#59;)

>朝香豊さん

こんばんは♪

またまた、真実ではないものが・・・(-_-;)

若かりし頃、TV制作に携わったんですが、編集で何とでもなる!!ものですからね。

しかし、いい加減にして欲しいです"(-""-)"

8. いいねをありがとうございます。

NHKは一体どこの国の放送局なのでしょうかね・・・・こうも偏向報道が目立つと、いつも疑問を持って観てしまいます。

9. 初コメント☆こんにちは!

ブログ、とっても素敵ですね!!
人が書いたブログって、読むと色々勉強になります!
私もブログ書いてるので(下手ですが…)よければ遊びに来てください。

10. Re:いいねをありがとうございます。

>丸一 高志さん
NHKも民放も、どこの国の放送局なんだと思わずにいられないほどひどい状態ですね。
公正さ、公平さを大切にできないマスコミについて、政府はしっかりと公表して、注意喚起を行うくらいのことは真面目にやるべきだと思います。

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