記事一覧

百田氏を批判する資格が朝日新聞・毎日新聞にあるのか?


人気ブログランキングへ

 朝日新聞が「土井氏への「売国奴」批判、NHK経営委員長「違和感」」と題する報道を行いました。記事全文は以下です。

 NHKの浜田健一郎・経営委員長は14日、経営委員で作家の百田尚樹氏が自身のツイッターで、9月20日に死去した土井たか子・元衆院議長について「まさしく売国奴だった」などと書き込んだことについて、「日本には亡くなられた方に畏敬(いけい)の念を持ってお送りする文化・風土がある。ちょっと違和感はある」などと述べた。定例の委員会終了後の記者会見で質問に答えた。一方で、この日の委員会では話題にならなかったといい、「職務以外の場で思想信条に基づいて行動すること自体は妨げられない」と話し、経営委として責任は問えないとの認識も示した。百田氏の書き込みに対して、社民党は「NHKの品位や中立公正性を疑わしめる言動」として辞任を求める方針を表明している。

朝日新聞の記事

 なお、同様の報道は毎日新聞も行っています。

 百田氏がツイッターでつぶやいてから既に2週間以上経つ話題ですから今更感もあるのですが、朝日新聞や毎日新聞はこの問題にどうしても執着したいようです。記事にもある通り、浜田健一郎経営委員長がこの発言を行ったのは「定例の委員会終了後の記者会見で質問に答えた」ものであり、記者が質問をしなければ浜田経営委員長が答えることもなかったということになります。つまり、これは端的に言えばマッチポンプの記事です。

 念のために言っておきますが、私は百田氏の発言が死者に対して向けられるのにふさわしいものだったかどうかという点では、疑問を感じます。政治家に対する検証は亡くなった後にも当然続けられるべきだと思いますが、それは罵りのような言葉を以てする必要はさらさらないと考えるからです。

 ただ、土井たか子氏が、北朝鮮による拉致などありえないと発言するなど終始北朝鮮を擁護する立場に立ち、拉致被害者家族会に対して極めて冷淡な態度を取り続けたことは、忘れてはいけない話です。そして、朝日新聞や毎日新聞はそのような土井氏の問題を、生前に於いて一度でも取り上げたことがあったでしょうか。

 拉致被害者家族の地村保氏の以下の発言をご覧下さい。


 土井氏は確かに女性初の衆議院議長になった人物であり、その訃報にはニュースバリューがあったことは認めます。しかしながら、日本人の拉致被害者よりも北朝鮮の体制を大切にしたということが仮に彼女が犯した唯一の過ちであったとしても、生前にその過ちを認めて態度を変えることを行わなかった故人を賞賛するようなことは、良識が求められる新聞としては絶対にやってはならなかったことだと考えます。(念のためですが、私は彼女の過ちがこの1点だなどとはさらさら思っておりません。)

 ところが、このような故人に対する手放しの賞賛記事を掲載しただけでなく、朝日新聞に至ってはウェブ上に「土井たか子さん死去」と題する異例の特別ページを作るほどの熱の入れようを見せました。
朝日新聞の「土井たか子さん死去」特設ページ

 もし朝日新聞や毎日新聞がこのようなバランスを欠如させた報道を続けてこなかったとしたら、百田氏が「売国奴」という強い言葉を用いて亡くなった土井氏を批判することは恐らくなかったでしょう。仮にあったとしても、健全な是々非々の批判を行っているのであれば、朝日新聞や毎日新聞が百田氏を批判することには十分な説得力があったことでしょう。しかし現実はそうではありませんでした。家族会の皆様方の苦しさに真摯に寄り添って拉致問題の解決のために社会的影響力を発揮していくということは選択せずに、自らのイデオロギーを優先させるということを、朝日新聞も毎日新聞も行ってきました。そしてこの点に対して無反省であるが故に、今なおイデオロギーに基づく百田氏叩きを継続しているのではないでしょうか。

 そもそも「日本には亡くなられた方に畏敬(いけい)の念を持ってお送りする文化・風土がある。ちょっと違和感はある」という浜田経営委員長の言葉を引用する形で百田氏批判を行うのであれば、靖国参拝を問題視すること自体が論理矛盾でしょう。

 私は決して百田氏の発言を肯定的に捉える立場には立ちませんが、朝日新聞や毎日新聞が百田氏を批判するような記事を掲載できる立場にはないということを強く主張します。


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

朝香豊AY

Author:朝香豊AY
FC2ブログへようこそ!