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中共がスプラトリー諸島で最大規模の軍事基地の埋め立て完了



 中共がスプラトリー諸島(南沙諸島)で埋め立てを行っている4カ所のうち、最大規模を持つファイアリークロス礁での埋め立てがほぼ完了していることが明らかになりました。長さは約3キロ、幅は200~300メートルで、滑走路に加えて港湾設備も建設されていると見られるようです。



 スプラトリー諸島はベトナム・フィリピン・マレーシアなども領有権を主張しているところで、ここで一方的に中共が強大な軍事力を背景にして軍事施設を次々と建設し、領有権を確立しようとしているわけです。

 下図をご覧下さい。赤い点線が中国が主張する領海ですが、ベトナムやフィリピンの領海を完全に無視した広大な範囲を領海として考えていることがわかるでしょう。スプラトリ-諸島はその中でもかなり南側に位置しており、ここが中国軍によって事実上制圧されてしまったとすると、我が国のシーレーン(海上輸送路)の脅威となるのは明らかでしょう。



 実はこれまでもスプラトリ-諸島ではいくつか中共の施設が作られてきました。





 こうした動きを今止めないと、この地域の制空権と制海権は完全に中共に牛耳られることになります。にも関わらず、米オバマ政権は中共との関係悪化を懸念して、こうした中共の強行的な姿勢をやめさせる行動をとっていません。そして日本も憲法9条の足かせのために、有効な対処ができないままとなっています。

 憲法9条論者に問いたいのは、中共がベトナムやフィリピンの主張を無視してこうした施設を次々と作っているのは、ベトナムやフィリピンが9条のような条文を持った憲法を所持していないからだということなのかということです。突出した軍事力を持つようになれば、その力を背景に話し合いなど持たずに目的を実現しようとするのは、愉快なことではないとしても、ありえる事態として想定していないといけないのではないのかということです。「国際世論に訴えればいい」と9条論者は言いますが、ベトナムやフィリピンが訴えている声に世界の世論は敏感に反応しているでしょうか。中共との関係悪化を恐れて、日本のみならず欧米のマスコミも中共の悪行には越の引けた対応をしているのが実際ではないでしょうか。この冷厳な事実を、我々は無視してはいけないでしょう。

 日本政府にもこれを機会に、我が国の国益のために動いてもらいたいものです。例えば、フィリピン・ベトナム・マレーシア・インドネシアなどを束ねて、日本に安保理常任理事国になってもらいたいとの共同声明を国連に出させるように働きかけを行うといったことです。かつて日本の「侵略」に苦しめられたことになっているこうした諸国の共通の要求として日本の安保理常任理事国入りが掲げられたら、国際世論の上では大きな影響が広がるでしょう。中共はこれに対して拒否権を行使するかもしれませんが、その際に中共の異質性を明確に浮かび上がらせることになるでしょう。

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