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離島防衛を抜本的に見直そう!


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 「海底の映像を見ると、まるで砂漠のようで涙が出た」…中国漁船が大挙して押し掛けてとても密漁とは呼べない「密漁」を行ったことに対して、小笠原の漁師がこのように怒りを表現したというのは、皆さんもよくご存知だろうと思います。

 今回の小笠原諸島での中国のやりたい放題については、「なぜ積極的に拿捕しないんだ!」という国民の怒りもありました。これもまたもっともなことではありますが、しかしながらこの海域を守る小笠原海上保安署に所属する監視取締艇がもともと1隻にすぎず、しかも5トン級の小型船でしかないという現実も、頭に入れておきたいところです。応援が入って3隻とか4隻とかになったという報道もあったかと思いますが、これで200隻を超える中国漁船の拿捕がどこまでできるのかはまじめに考えるべきです。しかも、拿捕した漁船をどこまで曳航して係留するのかといえば、小笠原から約1000キロも離れた横浜になるということも考えなくてはなりません。離島防衛のあり方を抜本的に見直さずに対処療法的処置によってこの問題を解決しようとするのは極めて難しいと言わざるをえないでしょう。

 停船命令に従わない船に銃撃を加えて停船させるということが専守防衛に反するから認められないとか、こういう事案を口実にして自衛隊の暴走が始まる恐れがあって認められないと言っている方々は、この中国のすでに行われている暴走に対してどう対処できるのかに対して、まじめな答を用意すべきです。停船命令に従わない船に銃撃を加えて停船させるというのは当たり前のことです。さらには、たとえEEZ内にすぎなくて領海内ではなかったとしても、我が国の資源を守るための武力の使用は当然認められるべきです。小笠原の防衛のみならず尖閣の防衛のことを考えても、こうした法整備は当然行われるべきです。

 ところが、傍若無人な中国側の対応にも関わらず、日本政府は不思議なことに尖閣諸島の海域で地元の漁師が自由に操業を行うことに事実上の制限を加えています。尖閣諸島の周辺海域に日本の漁船が近づくと、海上保安庁の巡視船は島々から1海里(約1.8キロ)以内に近づかないように警告を発しながら漁船を追尾するようなことを行っています。結果として巡視船が魚を追い払うことになり、漁船が思ったような漁ができないことにつながっているわけです。尖閣海域まででかけても思ったような漁ができずにコスト的に合わないことから、日本の漁船が事実上操業しなくなっている状態というのでは、それを実効支配などと呼べるのかということをまじめに問うべきです。むしろ常に十隻とか二十隻とかの日本漁船が常に尖閣海域で漁を行っている状態にどう持っていくのかに、日本政府は発想を切り替えて対応を考えるべきだと思います。


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