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タブーを排して外国人問題を考えよう!


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 イギリスの大衆紙の Daily Mail に勇気ある発言を紹介する記事が掲載されていました。"At last! A man who dares to tell the truth about race: Ex-race tsar says silencing of debate has done devastating harm to Britain”(勇気を出して人種問題について真実を語る男、ついにあらわる! 議論させない空気が英国に壊滅的打撃をもたらしたと、元人種問題の政府委員)という記事です。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2996235/At-man-dares-tell-truth-race-Ex-race-tsar-says-silencing-debate-devastating-harm-Britain.html

 この元政府委員はトレバー・フィリップスという方ですが、この人の主張をまとめた発言は以下ではないかと思います。

 Trevor Phillips said far too many people felt unable to speak their minds because they feared being branded racist. (人種差別主義者という烙印を押されたくないから本音を話すことはできないと感じている人ばかりだと、トレバー・フィリップス氏は話した。)

トレバー・フィリップス氏は人種差別主義者なのでしょうか。そうとはいえないでしょう。彼は労働党のトニー・ブレア政権において、人種平等の問題を担当した政府委員を10年近く務めてきた人物であり、その委員長の座にも就いていました。つまり、ブレア政権の押し進める多文化共生主義に沿った政策を立案・実行する先頭に立ってきた人物ともいえます。そもそも彼は白人ではありません。見た目で判断すれば、黒人です。

 では、なぜそんな彼が今までの自分の押し進めてきた政策に真っ向反するような主張をするようになったのでしょうか。それは多文化共生という理念が現実の世界の中では破綻していることが明白になってきたためでしょう。

 一例として、サウスヨークシャーにあるロザラムという都市の例を取り上げたいと思います。人口が25万人ほどのこの町で、15年間にわたって1400人を超える白人の少女たちがパキスタン系の男たちに性的に虐待されてきたのです。そして、これに対してきちんと捜査を行うと人種差別と捉えられることを恐れた警察・役所の側が対応を怠ってきたということが発覚したというものが挙げられるでしょう。同様の事件はロッチデールという別の町でも発覚しています。

 フィリップス氏は次のように語ります。

 The inability to discuss racial issues contributed to child grooming scandals in cities such as Rotherham and Rochdale, because authorities ‘turned a blind eye’(人種問題を議論できなくしてきたために、ロザラムやロッチデールで子どもをかどわかすスキャンダルをやりやすくさせてしまったのだ。役所が見て見ぬ振りをしたからだ。)

 私たちはこのイギリスの経験を他山の石とすべきでしょう。私たちの中に、フィリップス氏が警告するような傾向は生まれていないでしょうか。多文化共生は善であり、これに反対することは悪であるという先入観に冒されてはいないでしょうか。あるいはそのような社会的風潮に流され、多文化共生が幻想だと思っていてもなかなか口にできないということはないでしょうか。

 そのような空気が存在するということがそもそも全体主義的傾向なのだという当たり前のことに立ち返って、イギリスと同じ轍を踏まないためにも、タブーを排除してあるべき移民のあり方、外国人の処遇の仕方について考えなくてはならないと、私は思います。


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コメント

1. 人種差別ではなく

区別する事が差別とレッテルを貼られてしまうから、この問題は難しいのかもしれないですね
区別する事はいけない事なのでしょうか?
私は大事なことだと思いますけど…
人権問題を気にしすぎて文化を守れないようなおかしな移民政策だけはしないでーと思うのですが、良い方法なんてあるのでしょうかね

2. 先ほどのコメントへの補足

複数の対象をそれぞれ違うものとして分けることが、「区別」。そして、それら異なるものの間で取り扱いに差を付けることが「差別」。差別にならないよう差がないように同等にしなければならない。となるとホントに難しい問題です。

3. Re:人種差別ではなく

>初護ちゃまさん
おっしゃる通りですね。「区別」と「差別」の区別ができていないということが、問題の真因だというのはその通りだと思います。もうひとついえば、「理念」と「事実」との区別という点があろうかと思います。どんな理念であれ語ることは全く構わないですが、理念に反するものであっても事実は事実として受け止めて扱い、理念と事実とが相違する場合を受け入れられるようになるということが大切なんだろうと思います。

4. Re:Re:人種差別ではなく

>朝香豊さんへ
理念と事実の相違仰る通りだと思います。
これも複雑ですね。
コメントへの返信ありがとうごさいますm(_ _)m

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