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単純な外務省の「抗議」では尖閣侵略を止められない



 このところの連日の中国の尖閣諸島への侵略的行為についての日本政府の反応の鈍さには落胆する思いです。外務省のページを見ますと、日本政府は確かに連日にわたって抗議を行っていることがわかります。「主な抗議の例」として外務省が列挙しているのは8月5日3回、8月6日4回、8月7日10回、8月8日4回、8月9日2回となっています。ですが、8月7日をピークとして、その後は抗議の回数が減っているのはどういうことなのでしょうか。今の状況に外務省がすぐさま順応してしまい、事態のエスカレートのスピードが鈍化したので、それに合わせて抗議の回数を減らしたのでしょうか。8月7日に10回抗議を行ったにも関わらず、事態は改善しなかったという重みを、日本国民の立場に立って考えているのでしょうか。

 そもそも口先で抗議をしたり、抗議文を手渡したりするレベルに留まるなら、そんなものは無視すればよいだけの話です。実際にそうだからこそ、8月7日に10回抗議しても、中国側は侵略の手綱を緩めなかったわけでしょう。

 8月9日には外務省トップの岸田外務大臣から程永華駐日中国大使への抗議が行われ、大々的に国内で報道されましたが、ここでも従来の主張を単純に繰り返し、程永華大使もそれに対して中国側の見解をいつも通り返答しただけのことであって、中国側に侵略行為から手を引かせるのに充分な行動を行っていないと言われても仕方がないでしょう。8分間待たせたとか、目を合わさないで着席したとか、そんなことが抗議のレベルを上げたことになると真面目に考えているとすれば、実にアホらしい話です。むしろ、そういう外交非礼はどういう状況でも日本政府はやらないということのほうがむしろ良かったのではないかとさえ思えます。

 岸田外務大臣から程永華駐日中国大使への抗議が行われた際に、「尖閣諸島が我が国固有の領土であるのは歴史的にも国際法上も明らかである」とする立場に留まらず、それ以上に踏み込むことをなぜしなかったのでしょうか。例えば「そもそも尖閣諸島が戦前に日本が中国から奪い取ったものならば、敗戦後の処理でなぜ台湾への帰属ではなく、沖縄県への帰属とされたのか」、「1953年1月8日付の人民日報には、尖閣諸島が日本に領有権にあることを前提にして書かれているが、この公式見解を中国政府はいつから変更したのか」、「1970年代になるまで、日本の国土地理院に相当する中華人民共和国国家測絵総局が発行している地図に尖閣諸島が日本の領有であることが示されているが、これをどう説明されるのか」といった質問をぶつけるべきだったでしょう。そして抗議後の記者会見で、岸田外務大臣がこのような質問を程永華大使にぶつけたこと、これに対する程永華大使からの反応が実際にどうであったかということも、語るべきだったでしょう。これは中国側からすると、実に嫌なことであるはずです。抗議のたびごとに同じような質問を繰り返し、今回も質問を行ってこのような回答を中国側から得ましたと記者会見のたびに繰り返すべきで、こうしたことを通じて、この件を取材しているマスコミ関係者(海外ジャーナリストを含む)には耳にタコができるくらいに日本の領有権の主張が浸透するように図るべきでしょう。

 海上保安庁は今回の中国による侵略行為について、部分的に写真を公開しましたが、接続水域の外まで含めると400隻もの中国「漁船」が集まっていたことが理解できるような写真は公表しませんでした。繰り返しになりますが、部分的な写真に留めるのではなく、そうした全体状況がわかる動画をこそ公開すべきでしょう。

 このように、理に基づいた冷静な対応はできるのであって、それを通じて中国の無法国家ぶりを世界にアピールすることをためらうべきではないと私は考えます。

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コメント

はじめまして

強い態度としては、陸海空の自衛隊合同軍事演習と、尖閣諸島に、自衛隊の基地を作り、特に地対艦誘導弾と、地対空誘導弾を配備すれば、支那は手も足もでないでしょう、空自の基地は、少し難しいですが、海自の停泊地や陸自の駐屯地ならすぐできます。

たびたび失礼致します

軍オタのシュミレーションとお笑いください。
まず中共の軍艦が海上保安庁及び海上自衛隊の船を撃沈、次に一見非武装の輸送機に特殊部隊が乗り、強行着陸かラペリングで日本の灯台や施設を破壊し五星紅旗を掲げる、残念ながら那覇基地には支援戦闘機が配備されていません、中央即応集団や特殊作戦群が輸送機で出動するも、携行対空ミサイルや対空機関砲で撃墜、真面目に明日の朝ニュースになっても驚きません。

何度も申し訳ありません

尖閣諸島の地理的問題がありますので、八重山諸島に自衛隊配備、また下地島飛行場や新石垣空港を軍民両用基地にする、
尖閣諸島は、ギリギリヘリポート及び、常駐監視員を置く、自衛官でも警察官でもいいでしょう、
とにかく、備える長期視点では色々ありますが、まずできる事からはじめたいと思います。

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