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日米関係は一方的な支配ー従属関係とは言えない



 先日横須賀に行った際に、地元の知り合いに米兵たちがよく遊ぶドブ板通りを案内してもらいました。夜にその前を初めて歩いた私にはかなり怖いところに感じましたが、今のドブ板通りは昔と比べるとずいぶんと明るく健全になったとのことでした。

 さらに、3人ほどからなる米軍のパトロールチームがいて、問題が起きていないか常に巡回していました。私がドブ板通りを歩いた15分程度のなかで、こうしたパトロールチームと出会ったのは3回、ひょっとしたら4回かもしれません。つまり複数のパトロールチームが同時に行動していて、大声を上げればすぐに近くのパトロールチームが駆けつけられる態勢が取られていることがわかりました。

 近年の日本では米兵の不祥事が大げさに報道される傾向にあり、こうした状況に米軍側も相当ピリピリしているのでしょうね。米兵による犯罪をなるべく少なくするために、米軍もかなり力を入れていることがわかります。つまり、米軍は日本の支配者のごとくにふんぞり返っている存在ではもはやなく、日本との良好な関係を維持するために相応の努力を払っていることが見て取れます。

 だから日米関係は対等だなどと寝ぼけたことを言うつもりはありません。米国に対しては今なお従属的な立場に日本は置かれていると考えるべきでしょうが、この関係はそれほど単純で一方的な関係ではないのではないでしょうか。

 実際、航空機・艦船を含む米軍の装備のメンテナンスにおいて、日本は米軍にとって欠かせない存在となっています。メンテナンスのレベルで日本は群を抜く存在であり、それによって米軍は日本に司令部を置かざるをえないほど日本への依存をしているともいえるわけです。ドブ板通りのパトロールチームもそうした文脈の中に位置付けて考えるべきものでしょう。

 さらに言えば、日本側の主体的な意志によって米軍を駐留させているという側面も見落とすべきではないかと思います。日本側が意図的に米軍を引き留めて我が国の安全保障に関与せざるをえない立場に立たせ、我が国の安全保障上のコストを大幅に引き下げるという利益を享受しながら、中国の尖閣諸島・沖縄への侵略を現行レベルに留めている側面も見失うべきではないでしょう。

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コメント

おっしゃる通り

どの、空母か忘れましたが、欠陥を日本側が修理したり、なかなか日本も侮るべからず、国産戦闘機も、アメリカとの共同開発って、アメリカは日本の技術が欲しい、そういう話聞きます。
あと、ボーイングだの民間機も、国際分業で日本は肝心の主翼を作っています、もし日本が主翼作らなければ、意味不明な翼のない民間機になりますから、あと戦闘機を国産なんて国は、今すごく少ないです、ヨーロッパ共同開発とか、逆に日本は極端に技術力が高いと思います。

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